技術書典9で3Dプリンタの本を出した
技術書典9で3Dプリンタの本を出した
現在行われている技術書典9において、3Dプリンタの本を出しました。
本の紹介
出した本では「Ender3の改造を通じて3Dプリンタに詳しくなる」ことを目的として以下の内容を書きました。
- ノズル/ホットエンド(Microswiss All Metal Hotend kits)の購入/交換方法
- モータードライバ(TMC2208)の購入/交換方法
- マザーボード(SKR v1.3)の購入/交換/配線
- Octoprintの導入
- Klipperの導入/設定
また、付録として以下の内容も書きました。
主に自分がEnder3を買ってからBLTouch(3DTouch)をつけたり、Octoprint/Klipperを導入したりする流れをまとめました。
なので、最新の情報かと言われると微妙ですが、3Dプリンタに興味をもつ or 改造を始める第一歩になれば良いなと思い書きました。
付録として3Dプリンタの基礎に関する説明も入っているので、これから3Dプリンタを始めようとする方にもおすすめです。
書いた動機
技術書典には秋葉原通運会館で行われていたころから色々技術書を買っていたりしたので、いつか自分で書いてみたいなぁと思っていました。
ただ、物理本を印刷する手間(印刷代、紙面の調整etc...)を考えると敷居が高いし、せっかくの即売会なのに電子版のDLカードだけ持っていくのもなぁとも思っていました。
しかし、技術書典9になるとオンラインであるためか
- 販売手数料が無料(売上が20万円以下の時)
- 電子版が中心(?)
になっており、これは出すしかない!と思い、サークルとして出展するに至りました。
あと、コロナの影響でバイトが消えたので収入が欲しかった...
書いた環境
執筆にはRe:VIEW+GitHub ActionsとTechboosterさんが出してくださっているRe:VIEW-Templateを使用しました。
Word等で書いてもよかったと思うのですが、ある程度モダンな環境で書きたいし、Re:VIEWを使用して技術書を書いている方が割といたのでRe:VIEWを使いました。
レビュー環境
今回は何名かの方に書いた書籍のレビューをお願いしたのですが、最終的なレビューの環境にはGoogle Driveのコメント機能を使用しました。
理由としては、GitHubを普段使わない方が多く、その負担から本来出るはずのレビューが出てこない懸念があったためです。
ただ、Google Driveに一々レビュー対象のPDFファイルを手動で上げたりしていたので、次回書く時までにはいろいろと整備したいですね。
感想
思っていたよりもずっと簡単に技術書を書くことが出来ました。
今のところ、想定していたよりも多くの人に読んでいただけて、感動するばかりです。
次に技術書を頒布できる場所が出来たら、是非参加したいです(そのためにはネタを仕入れなくてはならないのですが...)